オゾン層破壊

 オゾン層の破壊の問題は環境問題の中でも特に初期から知られてきた問題の一つで、紫外線による健康被害の問題でUV(Ultraviolet)カットの様々な商品が開発されるなど、その対策も広く普及しています。

 オゾン層の破壊の原因物質がフロンガスです。
 かつて世界中で冷却を目的に使われており、明確にオゾン層破壊への影響が発覚するまでは、車や室内の冷蔵、冷蔵庫、電気機器の冷却などに幅広く用いられていました。フロンガス自体は現在では禁止されていますが、フロンガスの(オゾン層破壊以外の面での)利便性の高さ故に、なかなか代替として利用できるものが見つかっておらず、現在でも「代替フロン」と呼ばれる、フロンガスと比べるとオゾン層への影響が弱いガスが多く利用されています。

 冒頭でも触れましたが、オゾン層破壊の問題で焦点となるのが「紫外線」です。
 人体へ有害な紫外線を弱める働きをしているのががオゾン層だからです。オゾン層があるお陰で地球上に生物が誕生する事が出来たと言っても過言ではありません。
 なのでその減少は人々の健康に対して悪影響を与え、紫外線が強くなる事で、色白の人が真夏に一日海で泳いだりすると軽い火傷のような症状を発症する事や、皮膚ガンへの影響なども良く知られています。
 今こうして人々の元へ届く紫外線と言うのはオゾン層によって吸収されなかった比較的(太陽から発せられている中では)弱いものです。しかし、オゾン層の破壊によって更に強い紫外線が届く可能性もあります。

 オゾン層破壊はかなり進行しており、部分的にはオゾンホール(オゾン層が非常に薄くなっている場所を指す言葉。)が発生し、また健康面への被害に対する提唱も日増しに強くなっており、早急な対策が必要となっています。
 さて、最後にオゾン層の回復についてですが、オゾン層への影響のある問題が全廃されるなどの対策が万全になり、社会がより自然の状態に近づければオゾン層の保護、回復は可能と考えられていますが、それは決して簡単な道のりではありません。
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