温室効果ガス=二酸化炭素というイメージが強いのですが、「温室効果(地球温暖化)を引き起こす要因になる気体」は全て温室効果ガスの名を冠されるものであり、厳密な意味では温室効果ガスという名前のガスがあるわけではなく、温室効果をもたらす気体が温室効果ガスという事になります。
その気体の中で最も大きく温室効果を起こしているのが二酸化炭素であるので、冒頭のようなイメージが定着しているわけですが、かの有名なフロンガスについても「温室効果ガス」であるといえます。実際にフロンガスをわざわざ温室効果ガスと呼ぶ事は滅多にありませんが。
さて、温室効果を起こす気体としては上記の二つが良く知られています。
そして、実際に二酸化炭素はその最たる原因であるのですが、フロンガスの方は二酸化炭素に次ぐ原因というわけでもありません。
色々な調査を参考にして調べて見ると、フロンガスの占める割合は第三位です。
では第二位の気体は何なのかというと、意外なほどに有名な別の気体なのです。
メタンガスという言葉を聞いたことがある方は多いと思います。有機物が腐敗した際に発生するガスです。
先進国におけるメタンガスの主な発生源はゴミ埋め立て場、下水道などから出ています。また他の温室効果ガスにおいては「環境先進国」と呼んでもいいほど優秀な発展途上国においてもメタンガスだけは別で、牛のような反芻を行う動物のゲップから出るメタンガスもすぐには信じられない事ですが、大きなウェイトを占めているのです。
二酸化炭素は削減の努力が叫ばれて久しいですし、フロンについては被害を最小限に留めた代替フロンによってある程度の対策が取られていますが、メタンガスの方はなかなか難しい状況が続いています。
牛のゲップを止める努力をする事は果たして可能なのでしょうか?
地球温暖化の問題は既に表面化してきています。 |