| 化学物質過敏症 |
化学物質過敏症とは化学物質に対してアレルギーに似た症状を発生させる症状です。 シックハウス症候群はここ数年、問題として大きく扱われるようになってきたもので、主に新築やリフォームした直後の家の住民に起こる化学物質過敏症の事を指して言います。 これは新築やリフォームをする際に使用した化学物質が原因で発症するので主に新築・リフォームから一年以内に発症するとされますが、実例として数年が経過した後に発症するケースもあります。こうなるとただでさえ医者に行っても「シックハウス症候群」というのは判明しにくい症状なのに、更に認識する事が難解になってしまいます。このシックハウス症候群の原因として最も多く原因となっているのが木材に使われた接着剤や木材から出るホルムアルデヒトです。 症状は様々で、頭痛、目の痛みや視力の低下など目に関するものや、慢性的な喉の痛み、咳といった喉に関するものが多く、その他に無気力(うつ状態)になってしまうと言う症状も出てきますが…前述の通り、病院などでシックハウス症候群であるという判別がされにくく、症状の改善ができないままその家に住み続けていた…というケースが少なくないのが実情です。 また、同じような症状で学校で使われる化学物質(例えばプールの消毒剤、床に塗るワックス、掲示物などに使っているインクなど)が原因で発症するものを、シックハウス症候群に倣って「シックスクール症候群」と呼び、こちらも改善が難しく問題になっています。 他にはビルなどでこういった症例が見られる事を「シックビル症候群」等と呼びます。 化学物質過敏症というのは化学物質を長時間(高濃度であれば短時間でも)身体に受ける事によって発症するので、これらの問題を解決するためには通気・換気を良くすることが改善策とされますが、余りにも症状が酷い場合は一度住居を変えて治療をするという方法がとられる事も多いようです。しかし何よりも、自分がシックハウス症候群であると言う事を正確に認識した上で、その原因となった物質についてある程度把握しておく事が第一でしょう。 化学物質過敏症の問題では化粧品や排気ガス、煙草と言った身近で、自ら注意するだけでは避けられない様な世の中のどこにでもあるようなものが原因となる事に注意が必要です。これはアレルギーよりも広域に渡る物質が、低濃度でも原因となると言う事です。 化学物質過敏症を大きく分けるとすれば、特定の化学物質にのみ反応する状態を単に化学物質過敏症と呼ぶのに対し、更に長期にわたって化学物質に晒される事によってあらゆる化学物質に過敏反応を示している状態を「多種類化学物質過敏症」と呼びます。(MCS) |