MCS・多種類化学物質過敏症
 ニュースでは「化学物質過敏症」の症状の一環として報道される場合も多いですが、「多種類化学物質過敏症」(MCS)とは、化学物質過敏症の更に進行した症状の事を指す言葉です。
 そもそも化学物質過敏症の症状は特定された一つ及び複数個の原因物質に過敏反応を見せるものですが、その症状が風邪や更年期障害などと似通っている為に、自分が化学物質過敏症にかかっている事に気付かなかったり、やむを得ない事情により、その原因物質を取り除いたり換気をよくすることが出来ない状況にいる方は長期間に渡って身体を蝕まれ、やがて全て(又はかなり多数)の化学物質に対して化学物質過敏症の症状を発症する場合があります。
 この場合は原因物質が余りに多すぎる事や、微量でも過敏反応を起こす事から、通常のシックハウス症候群などの対策のように、換気をよくしたり、きちんとした業者にリフォームを依頼するなどといった事では解決できない危険性があるので、専門の病院や療養所で一定の治療期間をとる必要があります。

 例えば職場が原因であるといった場合、経済的なリスクなども含めて、化学物質過敏症に対して対策が取れないままになってしまう場合もありますが、このMCSを発症してしまうと、そういったリスクを遥かの凌ぐ経済的・肉体的な打撃を受ける事になってしまいます。
 自分の身体の変化に気付いたら、出来るだけ迅速に対策を打つ事が、シックハウス症候群のみならずどの病気においても重要だという事です。
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