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近年、随分とリサイクルという言葉は私達の暮らしに密着したものになりました。
いたるところでリサイクルという言葉を目や耳にし、スーパーではパック回収用の設備が設置されているところも珍しくありません。
しかし一番古くから行われているリサイクルといえば、古紙回収ではないでしょうか?
おなじみの台詞を流しながら走るちり紙交換車。
新聞紙や雑誌をトイレットペーパーと交換してくれる業者のお世話になったという人も少なくはないでしょう。
現在では再生紙は新しく紙を作るよりもコストがかかる為、専ら資源節約の為に行われているリサイクルですが、時を江戸時代まで遡って見ると、紙は非常に貴重品であり、
なんと現在と同じように古紙の回収業者が街中を歩き回っていました。
当時の古紙の回収業者には二種類あります。
まず現在のちり紙交換に近い形の紙屑買い。
こちらはお店などを廻って使用済みの紙を回収して歩き、それを再生業者へ持ち込むと浅草紙という再生紙になりましたが、当時の技術は非常に低く、文字を書いた墨の影響で紙が黒ずんだねずみ色で、時には書いていた文字が読み取れたり、再生業者の髪の毛が混じっているような場合もありました。
このような粗悪な再生紙をどうしたのか?というと、トイレットペーパーになっていたのです。
紙屑買いは文字の通り、紙を買い取っていましたが、その買い取る元手に乏しい人でも出来る同じような職種に紙屑拾いがありました。
こちらも読んで字の如く、街中を歩き回って紙屑が落ちているのを拾い集めて、それを再生業者へ持ち込むという仕事でした。
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