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江戸の家の地下には、地下収納の設備を備えた家がありました。
『穴蔵』と呼ばれるもので、明暦の大火の際に穴蔵の財産は無事であったという話が広まり、一般にも普及していきました。
家の床下などに穴を掘り、防水の為に木を用い、そしてその上から蓋をして完成です。
裕福な家では上水道や湯殿を作る専門の業者を雇って作らせましたが、耐用年数は少なかった為に、度々修繕が必要だったといわれています。
当時の消火活動は延焼を防ぐ為の破壊消防だったので、穴蔵の中に貴重品を入れておけば、火事の多い江戸でも、ある程度は確実に守られました。
なので資産家はもちろん、裏長屋に住む人々にも普及していました。
また、防犯上でも一定の効果があったようです。
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