大食い大会

 大食い大会というのは現在でも世界各地で行われていて、人々の関心を集め、驚愕させたり楽しませてくれたり…時には感動すら覚えさせてくれる世界共通の娯楽ですが、当然のように江戸時代にも大食いを競う大会は複数開催されています。
 幾つかの記録が残されており、現在人に負けず劣らずかなりの量を食っています。

 その飲み食いする種類も多岐に分かれており、ご飯や蕎麦と言ったものからお菓子に至るまであり、そしてお酒でも大会が開かれています。経済的に余裕のある人が開催して、一般に参加者を募っていたようで、老若男女を問わず様々な人が参加しました。
 特に高齢者の方の健闘は凄まじい物があり、江戸時代の人々の平均寿命から思い浮かべがちなイメージを奇麗に覆される事、必至の活躍です。

 ところで、江戸の人々の胃袋の凄さも確かに凄いのですが、こうした大食い大会の記録で「大酒」の記録については、少し異論を唱える説があります。勿論、残されている記録が嘘だとか誇大であるとかいうものではなく、お酒の質が悪かったために、それほど飲めたのではないかという事です。
 つまり現在のお酒でそれほど飲めるというものではないという事です。

 さて、江戸時代における大食い大会の記録で最も有名なのは1815年の大酒の大会と1817年に行なわれた…コチラは様々なジャンルに分けた大会です。なんとこ後者の大会ではジャンルの一つとして鰻の大食い対決もされており、優勝した人であれば現在で12万円分以上の鰻を食べたという記録が残っており、その食べた量もさることながら、その価格に現在人でも羨ましく思えるような感じです。

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