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開発と野生動物

 開発といえば人々の生活をより暮らしやすいものにするために行われている事です。
 しかしそれは野生動物にとっても優しい事とは限りません

 自然環境と、今我々が居住する環境は非常に違います。
 最も歴然としているのは我々の住む環境というのはメリハリがはっきりしていることです。
 例えば川岸が非常に少ないのが我々の環境です。
 三面コンクリート張りにされた川には常に計算されたように水が流れて、そこに生きられる生物は限られています。三面張りの川では川岸に生息する両生類などは生きていけないのです。

 また森林伐採により、ツキノワグマやスズメバチが人里に下りてこないと生活が出来ない状況も発生しており、こちらは年々問題が深刻化してきています。

 確かに、人間が人間にとって安全ではない開発をするような事は頷けない人も多いでしょうが…少しだけでも自然に配慮する手法を加えればそれだけで、生きていける生物が増える事もあります。100%以上の安全を保障する開発ではなく、「100%の安全を確保した」上で環境、野生動物の為に向けていく事が新しい開発の課題になっています。
 事実、三面張りの川を多自然型工法により、安全性を保ちながら、自然そのままの姿にすることも可能なのです。

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